この記事の内容は2024年4月現在のものです。
都庁へ
都庁。今は百合子がやっています。慎太郎が通した大江戸線都庁前駅から直通なので迷うことはないでしょう。
筆者は首都圏出身ですが、新宿駅から微妙に歩くこのエリア、学生のときに仕方なく通り過ぎたことがあるのみ。20年程度経った今になって、はじめて建物の中に入ります。
展望台はストリートピアノの動画とかで有名なので知っていたのですが、一般人が入れる食堂もあるそうです。
展望台専用エレベーターの前にはインバウンドの皆さんが行列をなしていました。ちゃんと並んで偉い。この列は外まで続いています。
館内へ
展望台以外のエリアに入るには受付が必要。サイトか1Fの端末からQRコードを発行し、警備員さんに提示します。入館証を受け取ってゲートにかざして中にin。高速エレベーターで32階まで上がります。
食堂へ
食堂フロアに入ると清潔感のある広々空間が! 平日11時台。カウンター席やテーブル席が整然と配置され、明るく開放感抜群でした。席を取り、メニューの注文に向かいます。
複数の業者さんが出店していて、エリアごとに麺類だったり定食だったりが区切られている感じでした。メニューはそれぞれモニター表示。合理的ですね。
私は定食コーナーからワンコインランチを選択。受け取りレーンに向かいます。
食券は食券機で現金で買ってもよし、スタッフの方にメニューを告げて電子マネーで支払っても良いようでした。電子マネーは店舗によって使えるものが違うようでした。
この、ステンレスレーンにトレーを乗せて、スタッフの方に食券を渡して受け取るスタイル……これぞ役所の食堂ですよ。安心します。
本日の役所メシ
本日のランチ。焼肉きんぴら定食(という名前だった気がするけど忘れた)。
豚ときんぴらの炒めものとごはん、お味噌汁です。THE定食。ライトめ。いただいたところ想像どおりの味!!
デスクワークのお昼休憩に食べる量だとこれくらいが良いのかもしれない。この後コーヒーを飲んでちょうど眠くならないし、おやつをつまむ余裕もある。
ほかにも都庁ラーメンとか三陸の魚のフライとか、行政感溢れるメニューがいろいろありました。次回行ったらそういうものも試してみたいですね。
ここの食堂の特筆すべきはメニューより景観かもしれない。
窓からの眺めがこちら。ここは東京のド真ん中。摩天楼で食べているのは500円の学食みたいなランチ。パラレルワールドかと。不思議な感覚を味わえます。
淡々と、静かに時間が流れていきます。職員さんの休憩時間は混むので、そこは邪魔せずにお暇したいですね。