この記事の内容は2024年4月現在のものです。
葛飾区出身の友人が『こち亀』の両さんのことを両津と呼び捨てにしていたことを思い出しました。知り合い? と思いましたが下町出身者のフレンドリーさってすごいなと思います。
役所へ
今回は葛飾区です。区役所までは京成線のお花茶屋駅(名前かわいい)、青砥駅、立石駅のいずれかから徒歩で向かいます。
十数分くらい歩いて区役所に到着。正門にはバス停があったりと立派です。
しかし裏側に回るとかつしかFMは右隣に移動しましたの張り紙がされた建物が(しかも紙ビリビリ)…! なんて滋味深いんだ。
食堂へ
庁舎の食堂は半地下みたいなところにあります。落ち着いていてお役所らしさが漂います。通路には食品サンプルと券売機が並んでいますが、周りの注意書きが多く、雑多さがまた新たな味になっています。
食堂内もまあ広くはありますが、なんとなく古めかしくワイワイガヤガヤといい味を出しています。こういうのが落ち着くんだよなと思う方はたくさんいるでしょう。
ショーケースの一角には他の食堂ではあまり見ないものがありました。それは甘味!! サンプルがこまごまと並んでいますが、何かちいさくて可愛くて…ここだけ街の純喫茶の趣です。これは頼まなければと思いました。
まずは食券機で食券を買うのですが、なんというかこのUIもかわいらしく、受け取りカウンターで待つ間に目にしたチンベルもかわいい。
そして受け取ったのがこちら。みつ豆 330円。寒天、黄桃、さくらんぼ、赤えんどう、黒蜜。ちびまる子ちゃんとかに出てきたかもしれない。
少々甘すぎる黒蜜のみつ豆、昔見たことある気がするテーブルのこの質感、何かおばあちゃん家を思い出すような風情があります。弱っている時にここに来て泣いちゃう人いるんじゃないでしょうか。
みつ豆などの喫茶メニューは13:00からですが、朝はなんと8:15からやっている模様。23区いち早いのではなかろうか(調査中)! 地域のご高齢者の利用が多いのでしょうか。憩いの場という言葉がぴったりの食堂でした。